ウィリアム・ブレイクの名言
[1757.11.28 - 1827.8.12]
イギリスの詩人、画家、銅版画職人、神秘思想家。特異な作風が狂気と目されるなどして生前は理解されることがほぼなかったが、後にイェイツらに重要性を認識され、ロマン派を代表する人物として現在に至るまで多くの思想家や芸術家にインスピレーションを与え続けている。事実上のイングランド国歌「エルサレム」は、彼の預言書『ミルトン』の序詞に曲がつけられたもの。著作は『無垢の歌』『無垢と経験の歌』『天国と地獄の結婚』『ミルトン』『エルサレム』『四人のゾアたち』『アハニアの書』『ロスの書』『アルビオンの娘たちの幻想』『アメリカ ひとつの預言』等。
For Mercy has a human heart, Pity a human face, And Love, the human form divine, And Peace, the human dress.
慈悲は人間の心を持ち、憐憫は人間の顔を持つ。愛は人間の聖なる姿であり、平和は人間の衣装である。
The strongest poison ever known Came from Caesar's laurel crown.
これまでに知られた中でもっとも強い毒は、シーザーの月桂冠に由来するものである。
If the fool would persist in his folly he would become wise.
その愚かさを貫くなら、愚か者も賢しくなることだろう。
To generalize is to be an idiot.
一般論を述べることは、馬鹿になるということだ。
Eternity is in love with the productions of time.
永遠は、時間の生成に夢中だ。
He who desires, but acts not, breeds pestilence.
願いながら行わない者は、疫病を広めるのである。
Fun I love, but too much fun is of all things the most loathsome. Mirth is better than fun, and happiness is better than mirth.
私は楽しみを愛するが、しかし楽しみすぎるのは、あらゆるものの中でもっとも忌まわしいことだ。陽気さは楽しさよりも良く、幸せは陽気さよりも良いのである。
Where mercy, love, and pity dwell, there God is dwelling too.
慈悲、愛、そして哀れみが宿るところには、神もまた宿り給う。
You never know what is enough unless you know what is more than enough.
十分すぎるものを知ることなしに、何が十分なのかを知ることは決してできない。
Excessive sorrow laughs. Excessive joy weeps.
行き過ぎた悲しみは笑う。行き過ぎた喜びは泣く。
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